ルパン三世 カリオストロの城 DVD鑑賞:TV放送
満足度:★★★
出演: 山田康雄、小林清志、増山江威子、井上真樹夫、納谷悟朗、島本須美、石田太郎 、永井一郎
監督: 宮崎駿
公開:1979年・日本
内容: ゴート札なる偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ国にやってきたルパン三世たち。そこでルパンは、カリオスト伯爵の妻にさせられようとしている王女クラリスを救うべく、活動を開始する。
私はルパンファンであり、宮崎作品ファンでもある。
だったらこの映画はもう言うことないでしょう!っと思いきやそうでもなかったり・・・。
宮崎作品として観ると、完成度も高く、本当に楽しめる作品。
ナウシカを彷彿させるクラシス(声もナウシカと同じだったり・・・その他ナウシカで出演していた声優さんが何人か・・・・ナウシカの宣伝?)。
宮崎らしい敵キャラ。
ルパンが主役のわりにクラリスがらみのシーンが多い所。
ラピュタっぽいストーリー。
ハイジのおじいさん&子ヤギのユキちゃん。
お馴染みの宮崎走り。
その全てが宮崎監督ならではで、宮崎作品の原点がここに終結してると言っても過言ではない。
宮崎ファンならこの作品を愛してやまないでしょう。
・・・・・・・が、
ルパンファンサイドから観ると、絵もさることながらモンキーパンチらしさがまったく感じられないルパン三世。
コミカルな部分が多すぎて、シリアスなシーンもいまいちで、原作のダークなイメージが皆無。
あまりに活躍しないルパン一味も物足りないし、
不二子に無関心なルパンもありえない。
ルパン三世ファンが愛するルパンはここには存在していないというのが現実・・・・。
まさにルパン三世のキャラクターを借りた宮崎作品にしか思えないんだよね。
だからこれはルパン三世ではなく、一つの宮崎監督作品として楽しめば文句なしって感じ。
だけど、この作品でルパン三世の人気が急上昇したことあり、ルパン三世の代表作にこれを上げる人も少なくないわけで・・・・・・、ルパンファン的にはそれが一番微妙なとこだったりして・・・。
この作品は確かに素晴らしいけれど、もっとルパン三世の作品を見てルパンらしさ、モンキーパンチらしさの良さが世の中に伝わればなぁと思う。
でもそれが分かった上で見ても、やっぱりこの作品の出来の良さに適わないと思う人もいるんだろうけどね。
でもそれじゃ〜、モンキーパンチがあんまりだよ。
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画